初期費用を抑えて飲食店を出店する場合、まず思いつくのが居抜き物件での出店です。しかし、居抜き物件には閉店する理由が必ずありますので、前の店舗の負の遺産を引きずらないようにしなければいけません。

負の遺産を引きずらず、出店直後から売上があがる居抜き物件を探しましょう

では、どのような居抜き物件がいいのでしょうか？

それは、「黒字経営だけど高齢で廃業せざるをえない物件」です。

このようなお店の多くは、連日お客さんでお店は賑わっています。しかし後継者がいないため勿体ないですがお店を閉めるしかないのです。きっと、あなたも一度や二度は、このようなお店に来店したことがあるはずです。

このような良物件と売上があがらずに閉店した物件とでは、出店直後のスタートダッシュがまるで違います。年十年もその場所でお店を経営しているので固定客が沢山ついているはずです。

江戸時代の商人は「火事になっても顧客名簿だけはしっかり持って逃げろ」 と言ったようですが、それほど顧客名簿は貴重な財産だということです。

新規出店し常連客を増やすのにはどうしても時間がかかります。
それが出店と同時に常連客まで譲ってくれるのですから、狙わない手はありません。

このような居抜き物件はインターネット探すことは難しいので自分の足で探すしかありませんが、常にアンテナを張っておくと案外簡単にみつかるかもしれません。

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第2回目　正しい見積書のチェック方法とは
第3回目　一括発注と分離発注について
第4回目　坪あたり15万円でつくる飲食店とは
第5回目　過剰値引のリスク
第6回目　工事費用が安くなる魔法のフレーズ
第7回目　笑う店と泣く店

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