お客様の声その1

お客様に聞く – レストラン&バー ㈱アッシュク 松永典子様

お客様に聞く - レストラン&バー ㈱アッシュク 松永典子様

アッシュクはホームページ制作会社。同社代表 松永典子さんは、東京・渋谷にレストラン&バーをオープン。このお店はアッシュクが初めて手掛けた飲食店です。飲食店内装見積.comを利用しての内装業者選びから、店舗の完成までを伺いました。

 

もくじ
  1. 株式会社アッシュクのご紹介~ホームページ制作業から飲食業初進出
  2. 「デザイン提案力、管理力のある業者さんだったので、ほとんどお任せ。ラクでした」
  3. 他業者への不信感…「説明もないまま、見積りが上がる」
  4. 内装見積りサービスサイト3社を利用し、比較検討
  5. 「紹介が早くて助かった!」…問い合わせた翌日に、業者を集めて現地調査
  6. 抑えた内装費でも、こうやってシックな「隠れ家風店舗」を実現!
  7. 業者の管理力で近隣とのトラブルゼロ、営業許可は一発OK
  8. ●担当業者さんからのコメント:『限られた内装費で高級感を出す方法』
  9. 内装業者を選ぶ際のアドバイス

 

■ 株式会社アッシュクのご紹介~ホームページ制作業から飲食業初進出

–  松永さんが代表を務めるアッシュクは、今回、飲食業に初進出されたと伺いました。アッシュクは、そもそもどういう会社なのですか。

ホームページ制作会社です。
「三食きちんと食べたい」という私の個人的な願いから、「いっそのこと飲食店を造ろう」とレストラン&バーを出すことにしたんです。知人からは「大胆だ」と言われましたが(笑)。
店の一角を仕切ってオフィスを造り、私はそこで本業に専念、店は店長に任せています。

■ 「デザイン提案力、管理力のある業者さんだったので、ほとんどお任せ。ラクでした」

– 飲食店内装見積.comの内装見積りサービスを、どのように利用されましたか。

お店の内装業者さんを探すために利用しました。
業者さんには、店の内装と店の脇にオフィスを設けることをお願いしました。厨房機器類は、弊社で手配しました。
店舗は、4階建てのビルの3階に位置しており、全体の広さが18.4坪。その内、1.5坪程度がオフィスです。以前、事務所として使われていた物件をスケルトン戻し(※)で借りました。オープン日は2012年9月1日です。
※スケルトン戻し:退去の際、借主が、物件を、店舗の造作(ぞうさく)がないスケルトンの状態に戻して貸主に返すこと。造作とは、天井、床板、建具、棚など建物内部のそれぞれの部分

– 工事や、出来上がった店についての感想をお聞かせください。

オフィスは予定より早く、店舗は予定通りに完成しました。予算より安く店を造れました。
業者さんが、デザイン提案、工事の進行・管理に長けていたので、着工から完成までスムースに進み、非常にラクでした。
要望通り、店のキャッチコピー「駅前の隠れ家」に見合った店に仕上がりました。

工事や、出来上がった店についての感想をお聞かせください工事や、出来上がった店についての感想をお聞かせください 工事や、出来上がった店についての感想をお聞かせください

■ 他業者への不信感…「説明もないまま、見積りが上がる」

– どういう経緯で、飲食店内装見積.comの内装見積りサービスを利用されることになったのでしょう。

当初は他業者さんにお願いしいていたのですが信用できなくなり、別の業者さんを探そうと飲食店内装見積.comに問い合わせました。

– なぜ、その業者さんを信用できなくなったのですか。

なぜ、その業者さんを信用できなくなったのですか詳しい説明もないまま、見積りが上がっていったからです。
当初、業者さんから、レストラン&バーの内装工事の最低価格を聞いていましたが、物件が決まり、パースを引く段階に入ると、「この物件ならこのくらいはかかる」、「やっぱりもう少しかかる」という感じで見積もりがだんだん上がっていきました。

なぜ見積りが上がったのかと尋ねると、「壁紙を張るから」など漠然とした答えが返ってくるだけ。特注の壁紙を張るわけでもないし、普通の壁紙代なら最低価格に入っているはず。壁紙が、見積りが上がる理由になるとは考えにくい。問いただしましたが、業者さんは筋の通った説明ができない。

ちゃんとした見積りを出すよう、何回も催促してやっと見積りが出てきても、相変わらず、納得できるだけの説明はありませんでした。そういった経緯から信頼できなくなり、工事をお願いするのはやめました。

 

– なるほど。それでは、飲食店内装見積.comに問い合わせてこられた時は、どういう状況だったのでしょう。

問い合わせた6月26日時点で、物件を借りてから2カ月程度たっていました。業者さんに振り回され、工事に入れないまま、カラ家賃を払っていました。
当時借りていた事務所を引き払い、店舗の一角に設ける事務所に移転する予定でしたが、工事を始められないから新しい事務所もできていない。移転したくてもできない。前の事務所の家賃と店舗のカラ家賃。二重の家賃負担がかかってしまって…。7月末日が前の事務所の引越し日でしたし、一刻も早く業者さんを決めて工事に入りたいと、かなり焦っていました。

■ 内装見積りサービスサイト3社を利用し、比較検討

– ところで内装見積りサービスサイトは他にもありますが、その中で、飲食店内装見積.comを選ばれた理由は何だったのでしょう。

実は、2月にも飲食店内装見積.comに業者紹介を依頼したことがあるんです。飲食店内装見積.comを含む3社の内装見積りサービスサイトに頼んで、各社から3社ずつ、合計9社の業者さんを紹介してもらいました。結局、2月の時点では、狙っていた物件が借りられなくなったので、出店は見合わせることになりましたが。
私は、サイト担当者さんの対応力と、紹介してくれる業者さんの質の2点を重視していました。3社の中で、飲食店内装見積.comは2点とも優れていると感じました。それで今回もお願いすることにしたわけです。

– どういうことから、飲食店内装見積.comの担当者の対応力や紹介した業者の質を評価されましたか。

飲食店内装見積.comの担当者さんは、飲食業初進出の私に合わせ、内装工事の見積書をチェックするポイントや業者さん選びの注意点などを分かりやすく説明してくれました。
また、監獄をテーマにした「監獄レストラン」を手掛けた業者さんなど、ユニークな発想力を持つ業者さんを紹介してくれました。それで対応力と業者さんの質は、ともに十分だと考えました。

■ 「紹介が早くて助かった!」…問い合わせた翌日に、業者を集めて現地調査

– 6月に改めて問い合わせをされた時、飲食店内装見積.comの担当者の対応はいかがでしたか。

業者さんの紹介が速くて大変助かりました。
6月26日に電話を入れた時は、2月に対応してくれた担当者さんはちょうど不在だったのですが、1時間もしないうちに折り返し連絡してきてくれました。
前回お世話になってから4カ月もたっていましたが、担当者さんはこちらのことをよく覚えていました。ちゃんと覚えてくれていると、話が早いし、信頼感や親近感もわきます。

事情を話し、「すぐに動ける業者さんを何社か紹介して欲しい」とお願いすると、「すぐ手配します」と言ってくれました。言葉通り、すぐに手配してくれたので、翌日の27日には、業者さん3社を集めて現地調査を行うことができました。担当者さんの動きの速さに感動しました。そこでさらに「この人に任せて大丈夫だ」と思いました。

– ここからは業者の選定について伺っていきます。飲食店内装見積.comで紹介された業者を、どういう点に注目して選定されましたか。

 

飲食店内装見積.comで紹介された業者を、どういう点に注目して選定されましたか

見積り、納期、実績、お会いした時の印象です。

現地調査の際、工事をお願いした業者さんは、「私をよく見ていただいて、信頼して仕事を任せそうだと思われたら、見積りを出すようご連絡いただけますか。万一、今ひとつでしたら、ご連絡いただかなくてもかまいませんので」と仰られました。
飾らない感じに好印象を受けました。
この業者さんは、家族経営で、お兄さんが一級建築士、弟さんが二級建築士。業者さんの物腰や態度からも、安い見積もりを出して仕事を取ろうとしない、金額以外のところで勝負している業者さんだなと思いました。

 

その後、業者さんのホームページで実績を確認しました。ホストクラブの内装を多数手掛けていて、特に間接照明の使い方がうまいと感じました。私が作りたいレストラン&バーでも間接照明は重要です。いい感触を得たので業者さんに連絡して、見積りを出してくれるようお願いしました。

2回目のより詳しい現地調査を経て、見積りと納期で業者さんと合意。見積りは、当初考えていた予算より低い金額でした。業者さんから提出されたパースで内装の方向性も確認、最終的に工事をお任せすることにしました。

– 業者を決めてから店舗オープンまでの流れをお聞かせください。

着工は7月2日。店舗の一角に事務所を造ること、事務所のほうを店舗より先に仕上げることをお願いしました。前に借りていた事務所の引越し日が、7月末に迫っていたからです。
事務所は8月1日完成予定でしたが、業者さんが頑張って7月27日に仕上げてくれたので助かりました。店舗は予定通り8月18日に引渡し、約2週間の準備期間を経て、9月1日にオープンしました。

■ 抑えた内装費でも、こうやってシックな「隠れ家風店舗」を実現!

– 店舗の具体的な内装は、どのように決められましたか。

店のキャッチコピーは、「駅前の隠れ家」。ターゲットは、メディア・ファッション業界関係の方など。女性にも安心して使っていただけるよう、トイレには特にこだわりました。
内装は、業者さんから、駅前の隠れ家に合ったプランを提案してもらい、決めていきました。
業者さんは、私の好みや要望を聞いた上で提案してくれ、要望以上のものを出してくれました。
業者さんの提案に沿って、例えば、壁材はちょっと値の張るレンガを使ったり、イスやソファ、机はセミオーダーで作ったりする一方、床材は低価格のものにするなど、メリハリのある費用のかけ方をしました。メリハリの利いた費用配分のおかげで、内装費を抑えながらも、かなりいい雰囲気の隠れ家に仕上がりました。

– 業者は、内装について具体的にどのような提案をしましたか。

そうですね。例えば、間接照明。
レストラン&バーなので、営業中、店内は暗いですから、間接照明は不可欠。内装費を抑えた店は、間接照明が貧弱になりがちですが、業者さんは、テーブル席の脇、テーブル席と反対側の壁の足元、カウンター席とテーブル席を分ける段差、バーカウンターの上の天井など、多様な場所に間接照明を配置して、隠れ家の雰囲気を醸しつつ、必要な明るさを確保してくれました。

それから特殊塗装。
特殊塗装で、高級レトロ感を出しました。
実は、壁のランプの下に、ランプの光でできた影のような塗装を施してあるんです。
塗装した影の上に、本物の影が落ちると、よりレトロ感がアップします。
最初、業者さんから提案があった時は、「影を塗装する?何も変わらないんじゃない?」と思いましたが、変わりました!塗装があっほうが、断然味が出ます。

 

業者は、内装について具体的にどのような提案をしましたか 業者は、内装について具体的にどのような提案をしましたか

 

(左):趣のあるレンガの壁。
(右)実は、よりレトロ感が増すよう、ランプの下、壁の際(画像の黄色部分)などに影のような特殊塗装を施してある。

 

他にも、入口の鉄扉やトイレのドアなどを特殊塗装しました。
もともと鉄扉は真っ黒でしたが、店の雰囲気に合わせて、特殊塗装で木目調に。トイレのドアは、ダークチェリー色を塗ってアンティーク調に変えました。本物のアンティークのドアを取り付けるより、普通のドアを特殊塗装した方がずっと安上がりで高級感がでました。

特殊塗装は専門の技術が必要だそうです。業者さんがUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)の特殊塗装を担当している、腕のいい塗装業者さんを手配してくれました。

鏡の活用も提案してもらいました。
鏡効果で、店が広く見えるようになりました。
カウンター席とテーブル席の境目に大きな柱があります。そのままでは邪魔なだけ。
業者さんは柱に鏡を張ってくれました。店は縦長なんですが、鏡に店内の様子が映ると、横の広がりが強調されて、店内が実際より広く見えるんです。

業者は、内装について具体的にどのような提案をしましたか 業者は、内装について具体的にどのような提案をしましたか

柱に張った鏡(黄色で囲んだ部分)に店内の様子が映り、部屋が広く見える。

 

■ 業者の管理力で近隣とのトラブルゼロ、営業許可は一発OK

– 業者には提案力とともに、管理力も問われます。工事の進行・管理についてはいかがでしたか。

本当に良くしてくださいました。
業者さんは、大家さんなど近隣の方との連絡、調整を密に行ってくれたり、営業許可を受けるための施設検査に確実に通るよう、注意して工事を進めてくれたりなどしました。おかげで、工事中の近隣とのトラブルはゼロ、1回目の検査で営業許可を取れました。周囲との連絡・調整、各種届け出や営業許可関連の作業は、業者さんにほとんどお任せで、私は大変ラクでした。

– 業者の密な連絡・調整で、トラブルを防いだ例をお聞かせください。

ダクトの排気音の件がいい例です。

店は4階建てのビルの3階にあるので、店のダクトは屋上に上げることにしました。屋上の真下に当たる4階は、大家さんの自宅でした。
ダクトの排気音がうるさいと、トラブルになるのはよくあること。
業者さんは、ダクト設置後、ダクトを試運転して、大家さんにうるさくないかを確認、若干気になるという声を受け、直ちに消音工事を行い、大家さんの了承を得てくれたんです。

 

 

業者には提案力とともに、管理力も問われます。工事の進行・管理についてはいかがでしたか

– 周囲の声をちゃんと聞いて、トラブルを防止できたようですね。先ほど、業者は、施設検査に確実に通るよう工事を進めたというお話もありました。こちらも具体的にお聞かせください。

実は、8月末に融資を受けることになっていたんです。融資条件は、8月末までに保健所の営業許可書が交付されていること。
日程的に余裕がなかったので、万一、営業許可を受けるための施設検査で引っかかり、再検査になれば、8月末までに営業許可書をもらうのはまず無理。融資も見合わせることになってしまいます。どうしても一回で検査にパスしなければならない状況でした。

業者さんは、着工前に保健所に相談に行き、どういう点が検査に引っかかりそうか細かく確認、OKかどうか、際どい点は念のため全て排除して工事を進めてくれました。細かい配慮の結果、1回目の施設検査でパス、融資も無事受けることができました。

 

また、業者さんは、保健所への営業許可申請や消防署への届け出など、各種手続きについてもサポートしてくれました。
可能なところは代行してくれましたし、弊社がやるべきところは、弊社社員に同行して、手取り足取り、手続きの方法を教えてくれました。私にとっては初めての飲食業進出。許可申請関係は、よく分からなかったし、時間もなかったのでとても助かりました。

●担当業者さんからのコメント:『限られた内装費で、高級感を出す方法』

– 「a9」の内装は、どういう点に注意して施工されましたか。

高級感を出すことです。
松永様から、ターゲットはメディア・ファッション業界の方であることや、客単価などを伺い、ある程度以上の高級感がなければ、集客は難しいと考えたからです。
「a9」様の場合、内装費は抑え気味でした。しかし潤沢な費用がなくとも、高級感を出す方法はあります。

重要なのは、内装に「勝負どころ」、つまり店のイメージを強烈に印象付ける部分を一カ所つくること。
勝負どころでお客様に与えたイメージは、店全体のイメージとしてお客様に受け止められます。勝負どころで高級な店というイメージを与えればいいわけです。勝負どころで使う素材は比較的良いものを選び、それ以外は低価格のものを用いれば、全体的な費用を抑えても、高級感を演出できます。

「a9」の内装は、どういう点に注意して施工されましたか
間接照明(矢印下の白い部分)で高級感を演出

「a9」様の勝負どころは、入口を入ってすぐのテーブル席の壁。ここでオシャレで高級な店を印象づけることにしました。
そこでテーブル席の壁際には間接照明を置きました。大抵の人は、壁際に間接照明を施している店に、高級感を感じるからです。

また、壁材は、凹凸のある古い洋風のレンガにしました。間接照明で下からレンガに光を当てると、レンガの凹凸による影が深まり、落ち着いたレトロな雰囲気が出ます。レンガの壁に沿って、間接照明を置くスペースを長く伸ばし、「オシャレで高級な店」というイメージを一層強調しました。

「a9」の内装は、どういう点に注意して施工されましたか 「a9」の内装は、どういう点に注意して施工されましたか
(写真右):入口を入ってすぐのテーブル席の壁際から間接照明(黄色の直線下)は始まり、
(左)店の奥のテーブル席へと長く続く。

– 特殊塗装も取り入れたと伺いました。

はい。「エイジング塗装」を取り入れました。
エイジング塗装とは、古びた感じを施す塗装。アンティークっぽく加工して、高級感を出したい時などに使います。
「a9」様のレンガの壁には、壁全体、ランプの下、天井の際などに、墨を入れるような形で塗装しました。天井の際に墨を入れると、デザインがしまる効果もあります。

 

 内装業者を選ぶ際のアドバイス

– 今回の経験を振り返り、飲食業初挑戦を検討中の方に、業者選びのアドバイスをお願いいたします。

やはり人を見ることですね。
現地調査などで、業者さんと言葉を交わしてみて、どこか気に食わない、何か引っ掛かる感じがあれば要注意。業者さんの態度や物腰で、信頼できる人かどうかを感じ取ることが重要です。

– 飲食店内装見積.comから、業者紹介に関連して紹介料や、サービス利用料などを請求されたりしましたか。

いいえ。ありません。

– 最後に、オープンから今日までの「a9」の状況と今後の目標をお聞かせください。

おかげさまで、「a9」の立ち上がりは順調です。
最初は知り合いしか来ないかと思っていたのですが、ご近所の方にもご来店いただいております。お客様の中には、一人飲みのオジサマ、芸人さんもお見かけしました。今後の目標は、お好み焼き屋のオープン。関西出身なもんで(笑)。最後に、オープンから今日までの「a9」の状況と今後の目標をお聞かせください

お忙しい中、ありがとうございました。お店の成功をお祈りしています。
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