ブログ
9.272016
内装工事を自分で分離発注すると簡単にコストダウンできるのか?
全て同じ業者に依頼することを「一括発注」、複数の業者に分けて依頼することを「分離発注」といいます。どちらが良いのか意見は色々あるかと思いますが、一括発注だと打ち合わせがラク、 分離発注だと安い業者を選んで別々に仕事を依頼できる代わりに、複数の業者と打ち合わせをしたり作業段取りを確認したりと自分が忙しくなります。
よく、自分で行う分離発注の方がコスト削減できると言われますが、本当にコスト削減できるメリットが大きいのであれば、もっと普及しているはずです。
しかし、実際のところは一括発注で工事をされるケースが殆どです。
そこには分離発注を成功させるための要因がいくつかあり、それがクリアできなければ、「工期どおりに大幅なコストダウンを成功させる」ことは困難となります。
分離発注を成功させるための要因
1)内装工事を行った実績があり経験・知識ともに豊富である
2)職人を管理するだけのマネジメント能力がある
3)頻繁に打ち合わせしたり現場に行くだけの時間が確保できる
4)トラブルが起きても混乱せず冷静に対処できる
5)人とのコミュニケーション能力に長けている
この5点を完璧にクリアできれば分離発注は成功するでしょう。全てクリアできない場合でも成功することはありますのが、1つも該当しない場合は、まず成功しないと思った方がよいでしょう。
分離発注が普及していない理由
1)トラブル時の対処
実際の現場では多くの職人が出入りしており、その時に現場を統括する人物がいないとトラブルになった時に責任の所在がはっきりしません。
そうなると、今度は責任の押し付け合いで最終的に施主が費用を負担しなければならなくなるケースがほとんどです。
2)工期の遅れ
工期をずらしてできる工事であれば良いのですが、 同じ工期内で別々の職人が入る場合、お互い日程の調整をうまく行わなければなりません。
職人が工事に入るタイミングが一日でも遅れてしまうと、 工事自体がストップし、工期が遅れてしまいます。さらに、当日他の職人が現場に来ていた場合は費用が発生してしまう恐れがあります。
このように、実際にはデメリットも多く、施主の自己責任というニュアンスがかなり大きくなりますので、分離発注が普及していないのでしょう。
無料セミナーに登録する(全7回)
店舗工事費用をぐっと安くする方法を7回にわたりお伝えいたします。
施工会社の選び方から交渉方法まで分かりやすく解説いたしますので、是非、登録してください。
セミナーを読んだ方の中には最大35%も減額できた方もおります。
平均でも20%程度の減額に成功しています。
[セミナーの内容]
第1回目 同じような店舗工事なのに差が付く理由
第2回目 正しい見積書のチェック方法とは
第3回目 一括発注と分離発注について
第4回目 坪あたり15万円でつくる飲食店とは
第5回目 過剰値引のリスク
第6回目 工事費用が安くなる魔法のフレーズ
第7回目 笑う店と泣く店
いまずぐ、飲食店内装見積.com7DAYSセミナー(無料)に登録する。
資料請求から、サイトの利用、施工業者からの提案まですべて無料です。 あなたも、繁盛店づくりの専門家から提案をもらって、適正価格で高品質な飲食店をつくってみませんか? まずは見積依頼をして下さい。 それから、じっくりと店舗作りについて考えてみて下さい。 あなたの理想の飲食店が出来上がる事をスタッフ一同願っております。