良心的な内装業者の見極め方

「店舗作りで大切なこと」の項でも、触れましたが、店舗イメージや店舗レイアウトは売上高に、様々な影響を与えますので失敗は許されません。したがって、店舗工事を依頼する内装業者は慎重に選ぶ必要があります。

いくら格好の良い店舗に仕上がっても、コンセプトとズレていて、顧客に受け入れてもらえず、来店してもらえなければ、まったく意味がありません。

 

内装業者の見極め方

よい内装業者を見極めるポイントですが、下記のようなものになりますので、参考にして下さい。

・店舗工事の経験が豊富であること

・事前に予算や売上、利益の目標などを確認してくれること

・店舗デザインは芸術ではないことを理解していること

・依頼主の目的を理解しようとしてくれること

・追加工事などで、勝手に予算オーバーさせないこと

・図面だけでなく、パース図やラフ案などで提案してくれること

上記だけでなく、あなたの考えも考慮しながら検討し、「これは」と思う内装業者が見つかったら商談を開始し、時間をかけて業者とやりとりし、自分のイメージしている店舗を伝えてください。

 

内装業者の選び方

飲食店の内装工事、外装工事を業者に依頼する際は、店舗工事を専門にしている内装会社に設計と工事を依頼することになります。工務店に依頼してもいいですが、飲食店の店舗作りには、多くのノウハウが必要です。

後で後悔しない為にも、飲食店の店舗作りを得意としている専門の内装業者に依頼すべきです。

 

下記のような業者には注意する
悪徳業者
新聞やニュースで”悪徳リフォーム業者”が連日問題になっています。 住宅リフォーム業界に限らず、どの業界にも悪徳業者というのは存在するものです。内装業界にも、残念ながら存在します。
多くの内装業者は、本当に誠実です。ただ、一部の内装業者は・・・。

典型的な悪徳業者
(1)飛込みの内装業者
「ピンポーン」と呼び鈴が鳴ったので玄関のドアを開けてみると、突然、下記のように言い始めます。
「お宅の店舗は、塀がかなり老朽化していますね。地震がきたら崩れますよ。」などと、必要のない不安を煽り、工事をするように迫る内装業者です。普通に考えて、一切のアポイントもなく訪問してくる内装業者にきちんとした内装業者がいるはずもありません。

このような内装業者の営業マンはみな口が達者です。こんなやり方をしていたら口が達者でないとそもそも契約が取れません。絶対に、引っかからないように注意して下さい。

(2)極端に値引きをする内装業者
例えば、あなたが見積書を見て、その内装業者に「1000万円だと予算オーバーで高いです」と言ったとします。その際に「分かりました。では、半額近くの600万円でやります」というように突然に、極端な値下してくる内装業者が実際にいます。
まずは、一つの目安として、「少し、値段が高い」と内装業者に言った際に”一気に値段を下げる”内装業者は避ける方が懸命です。
良心的な内装業者でしたら、あなたの予算の範囲で、再度、提案内容を考えて、その予算の範囲でベストな提案をしてもらえるはずだからです。

タウンページで業者を探す
タウンページ(電話帳)の”内装工事”の欄を開きますと、「内装業者」の広告が出ています。
どの広告も、素晴らしいことがたくさん書いてあります。ですが、全く知識のないお客様が、「どの広告内容が良いか」は分かるはずもありません。「とりあえず、電話して、家に来てもらおう」と思って、電話して、訪問してもらったら、上記の悪徳業者だったら最悪です。

訪問してもらわないと提案を受けることが出来ないので、広告ではどんな内装業者か全く分かりません。タウンページの広告を見て、内装業者の依頼をするのは止めておいた方が良いと思います。

知人からの紹介
内装工事を依頼する際、わりと多いのは、お知り合いからの紹介だと思います。もちろん、紹介された内装業者を選ぶのは間違いではありません。
お知り合いが紹介するくらいですから、悪徳業者だという可能性もまずないでしょう。その上では安心です。

ただ、紹介の場合も実はデメリットがあります。
紹介されただけに、もし、店舗が完成した後に、何か不具合があっても、紹介してもらった方の手前もあり、なかなか強く言うことが出来ません。また、見積り金額など、明らかに相場より高くても、「高すぎる」ということは言えません。そして、提案を受けた後に、断るのにかなり気を遣います。下手に断ると、紹介してもらったお知り合いとの人間関係がおかしくなる可能性すらありますので、お知り合いからの紹介は、上記のようなリスクがあるということを覚えておいて下さい。

店舗工事にありがちな失敗例
失敗例その1
飲食店の工事に不慣れな内装業者に依頼してしまい、特に厨房などの設備に不足や漏れがあり、追加工事を余儀なくされてしまった。

失敗例その2
デザイナーの言われるままに設計したら、格好の良い店にはなったが、コンセプト、立地、客層などに合わず、不振店になってしまった。

失敗例その3
言われるがままの工事費で契約したが、実際に営業してみると計画売上を達成しても、利益がでない。店舗工事費用が高すぎて、投資回収に時間がかかり過ぎてしまった。

失敗例その4
工事開始後に不足している素材や工事を提示され、次々と追加オーダーが発生した。途中でやめるわけにもいかず、仕方なく承諾した。

失敗例その5
予定の工期で終了せず、結局営業開始が遅れた。開店日を入れたチラシや販促物は、すべて無駄になってしまった。

失敗例その6
細かい箇所の仕上げが乱雑で手抜き工事をされた。はじめは気がつかなかったが、後で専門家に調査してもらってはじめて分かった。

失敗例その7
図面を使った説明を聞いたが、見ても分からず業者を信用してすべて任せたが、出来上がったものはイメージと全然違うものだった。

失敗例その8
使用する素材の現物サンプルを殆ど見せてもらえずに工事が進み、出来上がったものをみて後悔した。

失敗例その9
段差やカーブや視界などの機能が考慮されていない設計で、営業開始後も使い難く不満の多い店舗になってしまった。

失敗例その10
対象年齢の高い店舗をイメージしていたが、設計者の年齢が低く、年配者には落ち着かない店になってしまいコンセプトとズレが生じた。

失敗例その11
見積書に素材や工事費用についての記載なく、こちらも詳細確認を怠ったため、結果的に後から追加工事が沢山発生し予算をオーバーしてしまった。

 

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